脊髄損傷の主婦が綴るバリアフリー情報です。 車椅子で「どこまで行けるか」を日々追求しています♪ 誰でも知ってる情報ではなく、ちょっと特別な場所を中心に集めました。段差の状況を目で確認できる写真も掲載します。ただいま北イタリアのグルメ旅と、ベネチア発コスタ社客船クルーズの情報を順次UP中。そして最近凝っているLCC国内旅行も。車椅子でのバリアフリーな旅のヒントにしていただけたら嬉しいです。
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ギリシャ劇場で観る
2008年09月18日 (木) | 編集 |
車椅子 シチリア・シラクーサのギリシャ劇場。19時の開演のときには まだ空が明るいけれど
このあと芝居が進むにつれて少しずつ暗くなっていき、神秘的なムードに・・・月
これも演出のひとつなのでしょう。

teatro8

車椅子用のスペースは舞台から最も近く、演者の息使いや衣装のすれる音さえも
聞こえてきます。

teatro5

本日の演目は「ヘラクレス」
いわゆるギリシャ悲劇なので終始シリアスな演技。泣いたり怒ったり・・・
言葉がいまいち理解できない分 私は想像力を膨らませておりましたけれども、
ちゃんと予習しとけばよかったかな。

teatro6

お芝居が無事終わりカーテンコールになったら、さきほどの係りの方々に舞台の真ん前へ
近づくよう促されました。

なんで・・・?  と思いながらも指示に従うと、すぐに理由がわかりました。
観客たちが賞賛の拍手をしながら客席から降り、舞台前にどんどん集まってくるでは
ありませんか。観客が前に集まってしまう前に、車椅子に乗っている我々を最前列に移動
させ、舞台をちゃんと見られるようにしてくれたのです。

我々と一般の観客の間には 係りの人たちが横一列に手をつないで並び、車椅子のための
臨時の花道をつくってくれているので、観客たちに押されたりすることもありません。
この粋な計らいには感激しました。

日本の劇場ですと、観劇後 車椅子ユーザーは最後に会場から出る、というのが一般的
ですが、ここでは好きなタイミングで花道を通過して退出してよいのだとか。

↓P この写真、観ていた上手側から舞台正面を通って出口の下手側に移動したところ。
まだ拍手は鳴り止みませんが、あとの混雑が心配なので早々に出ることにしました。

teatro7

さらに驚いたことに、劇場の敷地の外まで車椅子を押してくれた人が、私が無事に車に
乗り込むまでずっと付き添うと言うのです。
「主人がいるから大丈夫ですよ」と言ったのですが「私にやらせてください」と慣れた
手つきで車椅子を押し、道の向こう側にある野外駐車場まで誘導。
そして、旦那さまが砂利敷きの駐車場から車を出してくるまでの間、私にもしものことが
ないよう、駐車場の出口で一緒に待機してくれました。
これ、特別なことじゃなくて、通常のやり方なんだそうです。

対応の素晴らしさに なんだか胸が熱くなってしまったのでした。


r イタリア、やるじゃん ! 日本の劇場もマネして欲しいな
コメント
この記事へのコメント
うわー!

野外演劇も係の方の対応も素晴らしい!!
2008/09/23(Tue) 16:51 | URL  | karion #-[ 編集]
karionさん
こんにちは。
日本の劇場でここまでしてくれるところはないでしょうね。
2008/09/23(Tue) 17:07 | URL  | やすキチ #-[ 編集]
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