脊髄損傷の主婦が綴るバリアフリー情報です。 車椅子で「どこまで行けるか」を日々追求しています♪ 誰でも知ってる情報ではなく、ちょっと特別な場所を中心に集めました。段差の状況を目で確認できる写真も掲載します。ただいま北イタリアのグルメ旅と、ベネチア発コスタ社客船クルーズの情報を順次UP中。そして最近凝っているLCC国内旅行も。車椅子でのバリアフリーな旅のヒントにしていただけたら嬉しいです。
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メリディアナ航空の予約
2008年12月04日 (木) | 編集 |
車椅子 いよいよ日本へ帰ります。まずはパレルモからパリまで、メリディアナ航空での移動です。
logoMeridiana
http://www.meridiana.it

イタリアを本拠地とする格安航空会社。
「サルデーニャ - パリ」「ボローニャ - モスクワ」といった面白い区間を結んでいたりするので、
ちょっとマニアックなイタリアの旅をしたいときに便利 !

meridiana2

一般の人はオフィシャルサイト(英語・伊語など)から予約してカード決済すれば予約完了ですが、
車椅子ユーザーの場合は はじめに電話での確認が必要です。残念ながら日本オフィスは
ありませんので、日本語での手配は現在のところ出来ません。

初級英会話レベルでなんとかなります。トライしてみましょう がんばる

【予約の手順】

1. まずは電話jumee☆phonecallR2 「英語を話しますか」と聞くと保留にされて、他の新しいオペレーターが
出てきます。また「英語を話しますか」と聞くと、再び次のオペレーターへと、たらいまわしに
なってしまいました アップロードファイル ぐすん
こんなことを4~5回繰り返すうち、やっと英語OKのオペレーターが出てきました。
特別なケアを必要とする車椅子ユーザーのような乗客の数は法律で決められているため、
希望のフライトの予約状況をその場でチェックしてくれます。

2. OKだったら「オフィシャルサイト上で予約を入れてカード決済を済ませてから、また電話を
ちょうだい」と言われます。

3. はいはい、とネットで予約。(日本語表記はありません)
そして電話。再びたらいまわしにされたくないので、さっきの担当者を即 指名。
私の予約番号を伝えると、向こうで私の予約データに車椅子であるとの特記事項を入力して
くれました。障害の内容や歩行能力、車椅子のサイズといった詳細は聞かれませんでした。
実にあっさりしてます。
「当日は書類にサインをもらうから搭乗2時間前に来てね」とのことで、無事に予約完了です。

海外への連絡はインターネット通話のスカイプが安くてオススメ。(1分2~3円)
これなら たらいまわしだって怖くないわっ。

メリディアナ航空の料金は格安ですが、同じ路線でも日程によってかなり料金に差があるので
HPでチェックしてみてくださいね。

r 今回のパレルモ - パリは片道分で59ユーロ (税別) でした。
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メリディアナ航空に乗る
2008年12月10日 (水) | 編集 |
車椅子 パレルモ空港にて。ここはファルコーネ・ボルセリーノ空港というのが正式名称で、
かつてはプンタ・ライジ空港とも呼ばれていたそうです。地図やガイドブックを見るたびに
記述が異なるので、3つとも同じ空港だとわかるまではとても不安でした。

メリディアナ航空のチェックインの際、車椅子ユーザーは書類へのサインを求められます。
もしものときの責任の所在をハッキリさせることが目的のようで、「自己責任で乗るべし」
みたいなコトが英語でずらずら~っと書かれている文書です。ちょっと困惑モノですが、
署名しないと乗せてもえませんので。

無事にチェックインが完了し、5分ほど待つとアイルチェア(機内専用の車椅子)を持った
男性アシスタントが現れ、そのままゲートまで案内してくれました。

ゲート付近には小さなDuty Freeや食材店、そしてカラフルなシチリア製のハンチング帽
ばかりを扱うお店 ラ・コッポラ・ストルタ La Coppola Storta があります。
お値段は38ユーロぐらいからで、地味なものから派手なものまでさまざまあり、季節に
よって素材も替えるのだそうです。ハンチングのデザインにはパレルモ型とカタ-ニャ型の
2つがあるんですって。生地はすべてイタリア製。

私が乗る飛行機の搭乗口は、お店のすぐ前にありました。
しかしゲートと飛行機は直結しておらず、バスで機体の前まで移動しなければなりません。
いわゆる「沖止め」といわれるシステムですが、格安航空券の場合 これが当たり前。

搭乗案内が始まると、皆 競うように細いゲートを通過してスロープを降り、大きなバスに
乗り込んでいきます。ちゃんとゲートの係員の目の前で待機していたのに、日本と違って
車椅子優先という感覚はなく、案内してくれる様子もありません。
行きたきゃ勝手に行けば? っていう感じです。

そんなわけで他の人たちに混じってスロープを降りて地上に出てみました。
すると、ちゃんと私だけのためにリフト付きのバスが下で待ち構えてましたよ。やるじゃん。

コレです ↓↓

meridiana1

このバスは車高が自在に動き、飛行機のドアに直結させることができるんです。
だから、一般の人のようにタラップを登る必要がありません。

r 座席は一番前を用意されていました。
メリディアナ機内
2008年12月14日 (日) | 編集 |
車椅子 メリディアナ航空の機内は清潔でいい感じ。
シチリアのパレルモからパリまでは2時間半のフライトです。

昼どきなので有料の機内食が人気で、まわりの人の多くが購入していました。

snack

こちらは 7ユーロのセット。
パニーニ(イタリアのサンドイッチ) + ソフトドリンク(またはビールかワイン) +温かいドリンク

もちろん単品メニューもありますよ。たとえば、

コーヒー、紅茶、カプチーノ、ミネラルウォーター 2ユーロ
ペプシ、アイスレモンティー、アイスピーチティー 3ユーロ
ワイン、スパークリングワイン、ビール 4ユーロ
グラッパ、ウイスキー 5ユーロ
ピーナッツ、マフィン 2ユーロ
パニーニ 4.5ユーロ など。

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http://www.meridiana.it

r 無料のお水も用意されています
パリの空港で
2008年12月18日 (木) | 編集 |
車椅子 メリディアナ航空でパリのシャルルドゴール空港に着きました。
格安航空会社は、いっつも空港のはじっこに停まります。
空港が広いので成田行きの国際線ターミナルまでは空港係員が手配してくれたリフト付の
車で5分ほどかけて移動します。(でも、車が来るまでに1時間も待たされちゃった。)
車椅子ユーザーは 不測の事態が多いので、移動のときには常に時間の余裕が必要です。

空港内のマキシムで軽食を取ったあと、無線LANスポットで しばしメールチェック。

lan

椅子が固定式で邪魔・・・ 車椅子だと ちと使いづらい。

CDG(シャルルドゴール)では、車椅子ユーザーに現地のアシスタントが付き、空港内での
一連の段取りをお世話してくれます。

空港は警備が厳重で、車椅子に乗っていても容赦ありませんでした。
試着室のようなカーテンで仕切られた部屋へ入れられ、女性係員に思いっきりボディチェックを
受けましたよ。背中と車椅子の背もたれの間にも手をガッと入れて調べる徹底ぶり。
できればお尻の下も見たいとのことでしたが 「立てないもん」と拒否しましたぁ。

チェックが終わるとエルメス、ブライトリング、レスポなど ショッピングゾーンが続きます。

r さぁ、目指すはエールフランスのラウンジ !
ビジネスクラス
2008年12月22日 (月) | 編集 |
車椅子 パリから成田まではエールフランスのビジネスクラス(エスパス・アフェール)で帰ります。
時間がたっぷりあるので、ビジネスラウンジでくつろぐことに。

ラウンジ内シャワーブースの写真です。
ちょっとわかりにくいかもしれないけれど、壁に固定された椅子が 跳ね上げられたところです。
椅子が動いてしまうことがないから車椅子ユーザーが安心して使えるつくり。
個室の中は広く、車椅子で自由に回転できます。介護者が入ってもゆとり充分。
使用中は施錠し他の人が入れませんので落ち着いて利用できますよ。

shower

ビジネスクラスのシートはシェル型で、プライバシーの確保にも気を配られています。
車椅子ユーザーにとって、飛行機のシートの幅や角度、クッションは、健康な人以上に
重要な意味を持ちます。

車椅子ユーザーは体の動きに制限があるため「無意識の寝返り」というのがしづらい人が
多いんです。なので、2時間に1度ぐらい体の向きを意図的に変える必要があります。
(ずっと同じ姿勢のまま寝ていると、血流が悪くなって皮膚の組織が死んじゃうことが
あるんだよ~)

そんなとき、今回のようなクオリティの高いシートだと 体を安心して預けることができるし、
幅もある程度あるので 向きを変えるのも容易にできるというわけです。

エールフランスのビジネスクラスでの機内食には定評がありますが、特に私が気に入っている
のはイリーのエスプレッソやハーゲンダッツのアイス、といった食事以外のオマケの部分。
フォションのティーバックも6種類位そろっていて迷ってしまいます。
ちょっとしたことだけど、女心(?)をくすぐる演出なんですよね~。

そして、のんべえの私たちは、ソムリエ世界チャンピオンがセレクトしたというワインをば。
シャトー・ローラン・ド・ビ(Chateau Rollan de By)を飲み、ほろ酔い気分で旅を締めくくります。

r あ~、やっと終わったね~
旅のまとめ
2008年12月27日 (土) | 編集 |
車椅子 2007年5月から6月にかけての25日間の フランス・スペイン・イタリア 車椅子での旅
模様を、100回に分けてお伝えしてきました。ようやくこれで終わりです~。 ホッ

今日は行程のまとめです 飛行機


パリ - モンパルナスとルーブル美術館
 ↓
バレンシア - 世界最大のヨットレース「アメリカズカップ」観戦
 ↓
西地中海クルーズ (バルセロナ発着 7泊8日 ボイジャー・オブ・ザ・シーズ号)
royal
 ↓
バルセロナ - サグラダファミリア、サッカー観戦(FCバルセロナVSエスパニョール)
 ↓
ソレント - ポジターノ、アマルフィ海岸をドライブ
 ↓
タオルミーナ - 映画「グラン・ブルー」の町
 ↓
シラクーサ - テアトログレコ(ギリシャ劇場) 観劇
 ↓
モディカ - 伝統製法のチョコレートが有名
 ↓
アグリジェント - コンコルディア神殿
 ↓
チニーシ - パレルモ郊外


車椅子の立場での体験を書いてきましたので、多くの車椅子ユーザー車いす やご家族のかたに
読んでいただければ嬉しいな~、と思います。
旅のはじめから終わりまでを続けてお読みいただくには "ここをクリック" してください。

これからしばらくは都内レストランを中心に日本国内の車椅子事情を掲載していきます jumee☆japan1b
そして、気分がノッてきたところで、2008年に行ってきた海外旅行の模様を車椅子目線で
ご紹介しますよ。写真満載だから、また長くなっちゃうかも~困ったな

r どうぞお付き合いくださいね
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