脊髄損傷の主婦が綴るバリアフリー情報です。 車椅子で「どこまで行けるか」を日々追求しています♪ 誰でも知ってる情報ではなく、ちょっと特別な場所を中心に集めました。段差の状況を目で確認できる写真も掲載します。ただいま北イタリアのグルメ旅と、ベネチア発コスタ社客船クルーズの情報を順次UP中。そして最近凝っているLCC国内旅行も。車椅子でのバリアフリーな旅のヒントにしていただけたら嬉しいです。
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ティメオの朝食
2008年09月02日 (火) | 編集 |
車椅子 グランドホテル・ティメオでの朝食は夢のようなひととき。
朝はめっぽう弱いワタクシですが、実に気分よく過ごすことができます。

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【左】ホットチョコレート(チョコラータ・カルダ)
【右】イタリア人の大好きなヌテッラ。チョコとヘーゼルナッツのぺーストで、パンに
塗っていただきます。

他にも 濃厚なパイナップルジュース、丁寧につくられたマチェドニア(フルーツポンチ)、
アイスコーヒーはシャーベット状になったグラニータ。どれもワザありなものばかり。

テーブルに飾られたフレッシュレモンの鮮やかな黄色が目にまぶしいです。

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朝からたくさんのケーキが食べ放題で、嬉しい悲鳴。誰か止めて~手

r 料理スペース付近にある10センチの段差はスロープで解消ずみ
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タオルミーナの街
2008年09月07日 (日) | 編集 |
車椅子 グランドホテル・ティメオはギリシャ劇場の隣に位置しています。
メッシーナ門、4月9日広場といった名所へもホテルから車椅子をこいで行くことが
できますよ。路面の状況は並。車椅子の前輪が埋まることはありませんでした。

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メインストリートのウンベルト通りには、お土産屋さんやブティックが並び、華やかな
リゾート地らしいムードが漂っています。多少の傾斜はあるものの階段はないので、
車椅子での走行には問題ありません。(路地に入ると階段アリ)

散歩の途中に車椅子で入りやすいオープンエアのカフェがいくつもあるので、ついつい
ビール休憩 ( ? ) をしてしまいます。

お菓子屋さんのショーウィンドーには、カンノーリ、トロンチーニといったシチリアらしい
ドルチェが豪快に並んでいます。日本人観光客(特に団体ツアー)が多いようで
日本語のちらしや値札を用意しているお店もいくつかありました。

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↓ 4月9日広場からのながめ

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r 急傾斜にある街だから、こんな景色をちょくちょく見ることができます
タオルミーナの夜ごはん
2008年09月10日 (水) | 編集 |
車椅子 テラッツァ・アンジェロでのディナー

メインのウンベルト通り沿いにあるレストラン。
外から中を覗くと素っ気無い内装でお客さんがゼロ・・・
お世辞にも素敵なお店とは言えません。
しかも店名は "アンジェロのテラス" という意味。どこにテラスがあるんだ?

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心配しながらも15cmの段差1段を越えて店へ入ると、ズンズン奥の方へ通されました。
そこは夜空の見えるセミオープンなテラスでお客さんがいっぱい !
とてもにぎやかで良いムードのお店でした。
タオルミーナの中心街はアメリカ人観光客が多いにもかかわらず、ここはお客さんの
ほとんどがイタリア人。団体さんもいませんよ。

どうやら当たりだったみたい。

前菜は、好きなだけ自分で盛ることのできる「アンティパストブッフェ」10.50ユーロが
おすすめ。パスタも7~11ユーロ程度でお手頃価格です。
メイン料理は 場所柄 皆さんお魚を召し上がっていましたので、それに従うことに。
新鮮な魚が氷の上にディスプレイされていて、好みの料理法で調理してくれますよ。

メニューはイタリア語と英語表記です。


アップロードファイル Terrazza Angelo
Corso Umberto, 38 98039 TAORMINA
Tel 0942-24411


r トマトのスープもおいしかったの !
至福のディナー
2008年09月13日 (土) | 編集 |
車椅子 グランドホテル・ティメオのレストラン Il Dito e la Lunaでの夜ごはん。

夕暮れから夜にかけての美しいパノラマを楽しみながらディナーをいただくなら、
早い時刻(開店時刻19:30)の予約を入れるのがお勧めです。もちろんテラス席でね。
だって、エトナ山とイオニア海を同時に望める絶景が待ってるんだもの jumee☆camera1b

レストラン入り口には15cmの段差がありますが、そこから車椅子で入る必要は
ありませんよ。テラスへ出るドアが隣にありますので、そこを通れば段差なしです。

この日は下のテラス・↓でウェディングパーティをやっていました ウエディング

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さて。メニューにひととおり目を通した私たちは、デグスタシオンメニューをお願いしました。
おすすめの内容や人気のメニューを網羅した、イイトコ取りの欲張りなコースです。
お値段はひとり110ユーロぐらいだったかと思います。当時(2007年06月)のレートは168円
だったので、換算すると18,500円程度。ワインも料理に合わせたセレクトでついてきます
ので、コストパフォーマンスは良いと思います。

テラスはあまり明るくないので、料理がよく見えず残念でしたが、料理の随所に楽しい
仕掛けがありました。特に印象的なのは、パスタに小瓶に入ったソースが添えられて
いたこと。濃厚なキャロットソースですが後味は実にライト。いくらでも食べられます。
たくさんのお皿が続き、かなりの満腹感。でも部屋はすぐそこっていうのがイイ。
レンタカーで旅をしていると旦那様が自由にお酒を飲めないので、このホテルのように
ハイレベルなレストランが併設していると 食事の満足度も急上昇。

どのウェイターもサービスがスマートで笑顔も素敵。会話もウィットに富んでいて私たちを
盛り上げてくれます。おかげで美味しい料理がもっと美味しく感じられ、楽しく過ごすことが
できました。

グランドホテル・ティメオでの2泊はホントに至福の時でしたぁ。
街の中心部にあるにもかかわらず、リゾート感たっぷりの緑と静寂に包まれ・・・
またチャンスがあれば訪れたいと思います。


r 次は100kmほど南下した美しき古代都市、シラクーサの街へ
ギリシャ劇場へ
2008年09月15日 (月) | 編集 |
車椅子 シラクーサのホテルへ向かう途中、あと少しで到着というところでギリシャ劇場
「テアトロ・グレコ」の看板が見え、寄ってみることにしました。
テメニテ丘に紀元前3世紀にくられた劇場で、現存する古代劇場の中では最大規模。
1万5000人も収容できるというから驚きです。

訪れた6月は、2年に1度 古代ギリシャ劇が上演されるというホットな時期で、世界じゅうから
観客が集まってきます。

古い劇場だからバリアフリーなはずがないし車椅子で観るなんて無理だろうな、と思いつつも
わずかな期待をもって当日券売場で尋ねたところ・・・

「大丈夫、中は段差がありませんよ。障害者は無料で、付添いは15ユーロです。」とのこと。
で、即 当日券を購入しちゃいました。(通常のチケット料金は1枚40ユーロ)
もちろん日本のように障害者の証明を提示する必要はありません。

入場開始時刻に指定された車椅子用のエントランスへ行くと、早速 誘導担当の方々が
待ち構えており、中へ案内されました。

「ペルメッソー ! アテンツィオーネ !」 (ちょっと失礼、ご注意くださ~い) と一人が声を掛けながら
先導し、続いてもう一人が私の車椅子を押していきます。
完璧なチームプレイ、車椅子の扱いも熟知していますので、ドキドキせずに座っていられます。

話がちょっと横道にそれますが・・・
【介助に慣れていない人に車椅子を押してもらうときには、こんなことが心配です 泣く
★介助するかたの車輌感覚がいまひとつだと、私の足の先を壁や柱にガツンとぶつけてしまう
 ので心配。これは足指の骨折事故につながるのです。
★1センチぐらいの段差だと前輪を上げずに力まかせに押してしまう人がいるので心配。
 これにより車椅子が急停止し、車椅子に乗った人は衝撃でで落下してしまうのです。

あ、ここの劇場の人達は完璧ですよ。毎日押して欲しいぐらいでした。
会場内 観劇関連グッズの売店、奥には救急車も待機していて心強い。

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舞台の下手側から入り、最前列を通って上手側のスペースへ。この日は車椅子3名、
杖使用2名。毎日このぐらいの人数 ハンディキャップをもつ人が観にくるんだそうです。

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開演時間を待つうちに、どんどん客席は埋まっていきます。お客さんは小学生から老人まで
年齢層が幅広いようです。ジャケット着用の男性や、大きめなネックレスをした女性など、
ドレスアップした人も多くいました。
一般席はこんなクッションが敷いてあって席番が書いてあります。

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r 次はいよいよ開演
ギリシャ劇場で観る
2008年09月18日 (木) | 編集 |
車椅子 シチリア・シラクーサのギリシャ劇場。19時の開演のときには まだ空が明るいけれど
このあと芝居が進むにつれて少しずつ暗くなっていき、神秘的なムードに・・・月
これも演出のひとつなのでしょう。

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車椅子用のスペースは舞台から最も近く、演者の息使いや衣装のすれる音さえも
聞こえてきます。

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本日の演目は「ヘラクレス」
いわゆるギリシャ悲劇なので終始シリアスな演技。泣いたり怒ったり・・・
言葉がいまいち理解できない分 私は想像力を膨らませておりましたけれども、
ちゃんと予習しとけばよかったかな。

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お芝居が無事終わりカーテンコールになったら、さきほどの係りの方々に舞台の真ん前へ
近づくよう促されました。

なんで・・・?  と思いながらも指示に従うと、すぐに理由がわかりました。
観客たちが賞賛の拍手をしながら客席から降り、舞台前にどんどん集まってくるでは
ありませんか。観客が前に集まってしまう前に、車椅子に乗っている我々を最前列に移動
させ、舞台をちゃんと見られるようにしてくれたのです。

我々と一般の観客の間には 係りの人たちが横一列に手をつないで並び、車椅子のための
臨時の花道をつくってくれているので、観客たちに押されたりすることもありません。
この粋な計らいには感激しました。

日本の劇場ですと、観劇後 車椅子ユーザーは最後に会場から出る、というのが一般的
ですが、ここでは好きなタイミングで花道を通過して退出してよいのだとか。

↓P この写真、観ていた上手側から舞台正面を通って出口の下手側に移動したところ。
まだ拍手は鳴り止みませんが、あとの混雑が心配なので早々に出ることにしました。

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さらに驚いたことに、劇場の敷地の外まで車椅子を押してくれた人が、私が無事に車に
乗り込むまでずっと付き添うと言うのです。
「主人がいるから大丈夫ですよ」と言ったのですが「私にやらせてください」と慣れた
手つきで車椅子を押し、道の向こう側にある野外駐車場まで誘導。
そして、旦那さまが砂利敷きの駐車場から車を出してくるまでの間、私にもしものことが
ないよう、駐車場の出口で一緒に待機してくれました。
これ、特別なことじゃなくて、通常のやり方なんだそうです。

対応の素晴らしさに なんだか胸が熱くなってしまったのでした。


r イタリア、やるじゃん ! 日本の劇場もマネして欲しいな
シラクーサの5星ホテル
2008年09月20日 (土) | 編集 |
車椅子 ホテル・デゼトランジェ・エ・ミラマーレ ★★★★★

シラクーサの発祥の地 オルティジア島にあるホテルで、荘厳なムードにずっと憧れてました。
入り口に25cmの段差がひとつあることも事前に問合せをしてわかっていましたが、どうしても
このホテルの気品のある雰囲気に包まれてみたくて、2泊の予約を入れたのでした。

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館内はシチリアのネオ・クラシカルの影響をうけており、フロアは大理石、天井や壁は漆喰で
仕上げられています。


家 Hotel des Etrangers et Miramare
Passeggio Adorno, 10/12 - 96100 Siracusa
TEL : 0931-62671


r お部屋は車椅子仕様よ
お部屋、快適
2008年09月23日 (火) | 編集 |
車椅子 ホテル・デゼトランジェ・エ・ミラマーレ ★★★★★

車椅子で使いやすいお部屋をお願いしていて、案内されたのは111号室。
フロントが0階なので、エレベーターでひとつ上がります。

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ベッドは高さ56cm、セミダブル×2で広々です。

バスルームのドア有効幅は84cmと十分な広さ、洗面台のシンク高は83cm、浅くて広い
デザインなので、車椅子に乗った状態で腕までしっかり洗えて便利です。
ただ、鏡が高すぎて顔が全く見えないのは残念かな。
トイレtoilet は手すりが両側ともありませんのでご注意を。
背もたれのない椅子が置いてあったので、座位バランスのよい人は腰掛けてシャワー可。

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車椅子でベランダに出ることもできました。イオニア海がキラキラと輝いています。
プレジャーボートに乗って海水浴をしている家族連れが見え、ほほえましい感じです。

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また、海沿いの遊歩道には立派な街路樹がそびえていて、木陰で地元の人々が
くつろいでいます。なんだか時が止まっているかのようです。

お部屋だけでなく、ネット環境のほうも快適ですパソコン
WiFi接続は30分5ユーロ、60分7ユーロ、120分12ユーロ。
フロント階にはデスクトップPCが設置されていましたよ。

家 Hotel des Etrangers et Miramare
Passeggio Adorno, 10/12 - 96100 Siracusa
TEL : 0931-62671


r 残念ながら日本での問い合わせ先は無いそうです
シラクーサの広場
2008年09月26日 (金) | 編集 |
車椅子 ホテル・デゼトランジェ・エ・ミラマーレ正面玄関前の道路です。
特に歩道はないものの、道は平らなので車椅子での走行はスムーズです。

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シラクーサの名所、ドゥオーモ広場はこのホテルのすぐ裏側にあります。
jumee☆movie1b 映画「マレーナ」 の舞台にもなった所なんですよ。

昼は穏やかな雰囲気で10人ほどの観光客がいただけのドゥオーモ広場でしたが、宿泊して
いた土日の夜にはシチリア本島からドゥオーモのあるオルティジア島に人が遊びに来て
たいへんな賑わいになっています。

夜10時の時点で500人以上の人々が広場あたりをそぞろ歩きをしていて、露店も並び、まるで
お祭りのよう。ドゥオーモはライトアップされ、バロック様式のファザードが誇らしげに浮かび
上がって見えます。

近くには子供用の移動遊園地が設置され、夜だというのに子供たちが大はしゃぎ。

そして人気のレストランは順番待ちの人だかり。コレ、夜10時の話ですよ !

警察も出動して、車輌を制限するために島の入口で検問しちゃったりなんかして。
島といっても短い橋でつながっているだけなので、ほとんど半島みたいなもんですけどね。

案の定 検問の人に車を停められましたが、島内のホテルに泊まっている旨を話すと
「防犯カメラで車のナンバーzoomzoom005 を撮影されるから、ホテルの人に許可書をFAXさせてね」
とのこと。届出のない車は取り締まりの対象になるらしいの え~びっくり


r 旅先での罰金っていうのは勘弁してほしいよねぇ

車椅子で島さんぽ
2008年09月29日 (月) | 編集 |
車椅子 あてもなくシラクーサのオルティジア島をぐるりと散歩してみることに。
夜の賑わいとは対照的に、のどかでおっとりした島の顔が見られます。

ホテルのすぐ前にある アレトゥーザの泉
川の神から逃れるために妖精のアレトゥーザが泉に化したという伝説があり、観光スポットに
なっているのですが、泉というよりもワサワサと繁って覆いかぶさったパピルスのほうが
目立ってました。

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泉のとなりにはカフェが4軒ほど並んでいて、どの店も車椅子で入れるようになっています。

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この日は日曜のため、海上にはたくさんのボートが。

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海沿いに散歩していくと、仮設の無料海水浴場を見つけました。オルティジア島には
砂浜がないので、海と戯れるためにはここは大切な場所。

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階段がたくさんあるので車椅子ではこれ以上近寄ることができませんでしたけどね。


r 水の透明度の高さにうっとり。
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