脊髄損傷の主婦が綴るバリアフリー情報です。 車椅子で「どこまで行けるか」を日々追求しています♪ 誰でも知ってる情報ではなく、ちょっと特別な場所を中心に集めました。段差の状況を目で確認できる写真も掲載します。ただいま北イタリアのグルメ旅と、ベネチア発コスタ社客船クルーズの情報を順次UP中。そして最近凝っているLCC国内旅行も。車椅子でのバリアフリーな旅のヒントにしていただけたら嬉しいです。
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車椅子でサグラダ・ファミリア
2008年07月01日 (火) | 編集 |
車椅子 荷物をホテルに預けて、まだ朝早いバルセロナを車椅子で散策だっ。
目指すはサグラダ・ファミリア !

片道2.5kmの道のりですが、歩道のコンディションが良くてびっくり。
正直、東京よりバリアフリー化が進んでいると感じました。

歩道から横断歩道に出るときにありがちな1センチ程度の段差さえもしっかり解消
されてるところが多く、車椅子での微妙なキャスター(前輪)上げなどほとんど必要
ありません。

歩道の幅がど~んと広いグラシア通りを車椅子でスイスイ走りながら、途中
カサ・バトリョ、カサ・ミラといったガウディの代表作に見とれつつ、
いつのまにかサグラダ・ファミリアへ到着。

sagrada

まるで今にも動き出しそうな躍動感。言葉が出ない。
車椅子で中に入れます。


↓ 出口付近のスロープ。ショップにも車椅子車椅子で入れましたよ。

sagrada2


r 貸出用車椅子も完備してました。
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バルセロナのホテル
2008年07月03日 (木) | 編集 |
車椅子 オリビア プラザ ホテル
Olivia Plaza Hotel ★★★★ 

ここに泊まることにしたのは、カタルーニャ広場の真ん前で観光や買い物に便利なこと、
そしてデザインがオシャレだったこと。2006年オープンです。

まずはメールでお願いしていた 車椅子用のアクセシブルルーム に通されました。
真っ先にシャワールームをチェック。
確かに車椅子で入れる幅はあるけど、あとはフツー。しかもシャワーチェアがない。

「シャワーの時の椅子の貸し出しは?」ときいたら
「ありません。床に座ってください」だって・・・
こんな対応はヨーロッパではよくあることなので驚きもしませんが、ホントがっかり。

私のような脊髄損傷の場合、両足が麻痺していて 人が支えても全く立てません。
車椅子から床に降りるのは落っこちればいいので簡単ですが、その逆は
体力とコツが重要で、私は人や台の助けがないとサクッと上がれないんです。
だから床に降りるなんていうのは、よっぽどの非常事態でないとやりません。

例えて言うならば、健常な人が「あぐら」をかいたまま両腕だけの力で床から車椅子に
這い上がるようなもの。足を使わず乗るってことです。

ヨーロッパでは、
車椅子用の部屋 イコール 車椅子で通れる部屋 程度の認識なんですよね。

そんなこんなで、悩んだ結果 一般のお部屋に替えてもらうことにしました。
これは替えてもらったあとの部屋の写真です。

olivia_bed

olivia_chair

olivia_bath

この大きめな湯船が気に入りました。
湯船の中に座って両足を伸ばしてシャワーを浴びることができます。
蛇口が伸びてシャワーヘッドのようになるので、体を洗いやすくて便利。

湯船から出るときは、湯船のふちに両腕をついてお湯の浮力を借りて体を持ち上げ、
ふちに一度座ってから、車椅子にトランスします。

olivia_sink

洗面台の高さは93センチもあり、手は洗えるものの、歯磨きはギリギリ。
口からすすいだ水を出すのがやっとなんです。
仕方ないので 洗顔時には湯船のシャワーヘッドを使うことにしました。

世の中ユニバーサルデザイン( = 誰もが使いやすいデザイン) の時代だといいますが、
これは誰のためのデザインなんでしょうね。
ダンナ様も 「水がシンクの外に飛び散って使いにくい」 と申しておりました。


r 今日の教訓 --- オシャレなホテルには試練あり
続バルセロナのホテル
2008年07月06日 (日) | 編集 |
車椅子 オリビア プラザ ホテルの続き。

インターネットスペースです。
暗くてわかりにくいですが、右奥に見えるPCは自由に使えます。
WiFi無料で全館接続OK というのが嬉しいポイントでした。

olivia_net


↓ 朝食スペースはフロントのそば。
 
olivia_morning

ホテルエントランスはシンプル。段差は1段ですが ほんの少しです。
目の前は、もうカタルーニャ広場。

olivia_entrance

Olivia Plaza Hotel
Plaza De Catalunya,19
Barcelona, Spain
93 316 87 00


r フロントの対応はとても感じが良かったです。
ブッフェでゴキゲン昼ごはん
2008年07月09日 (水) | 編集 |
車椅子 バルセロナの中心、カタルーニャ広場から1~2分。
車椅子で利用しやすいバイキングスタイルのカフェレストランです。

lactuca_1


平日ランチで8.95ユーロ 1ドリンク付き、サラダが豊富なのがウリで 若い女性客が
多かったです。海外では なかなかイメージ通りの料理をオーダーできないことが
あるものですが、ここでは好きなものを好きなだけ選ぶことができるので、気軽に
食事を楽しめました。

lactuca_2

写真右側のほうから入ってきて、はじめに ひたすら並んだサラダを好きなだけ取り、
次にドリンク、会計と続きます。

「これだけ? サラダしか食べられないの?」と一瞬不安になりましたが、会計を
済ませたあと(写真より左側)にピッツァ、パスタ、肉料理、デザートなどのコーナーが
がっつり続き、そこの部分は食べ放題。

色々な果物がまるごと置いてあったり、ソフトクリームマシンもありました。
コーヒー紅茶類は飲み放題です。
フランチャイズで7店舗あるそうですよ。

Lactuca ラクトゥカ (レタスという意味)
Rambla Catalunya 8 Barcelona, Spain

r 旅行中の野菜不足はココで補いませう。
車椅子でFCバルセロナ観戦
2008年07月11日 (金) | 編集 |
車椅子 バルセロナといえばサッカーでしょ !
ということで事前にネットで探して、バルセロナ在住の日本人が運営しているチケットショップに
車椅子席を手配していただきました。チケットはホテルに届けられチェックインの際に受け取る
ことができるので、とっても簡単 !

サッカーボール FCバルセロナ vs RCDエスパニョール
2007年6月9日(土) 21:00~

campnou1

カンプノウスタジアム、信じられない大きさ。9万8千人以上収容できるなんて・・・

campnou2

車椅子用のスペースです。
開始前、既に車椅子がギッシリの図。
あまりに混んでいるので、日本でのサッカー観戦のようにダンナ様と横に並んで観られる
状況ではありませんでした。付添人は近くで空いている席を見つけて座ってくださいとのこと。
ちなみに、カンプノウでは付添人のチケット代は無料なんですよ。

観客のほとんどがFCバルセロナを応援してますから、試合中は大変なコトになってます。
歓声は地鳴りのよう。叫ぶ、怒る、飛び上がって喜ぶ・・・
たばこタバコを持ったまま手を振り上げている人なんかもいて、ちょっと怖い。
ここではマナーなんて関係ないらしい 怒
試合の結果はメッシが頑張ってくれたものの、2 VS 2で引き分けとなりました。


r 「熱狂の渦の中に巻き込まれている自分」って なんだか新鮮。
観光バスに乗る
2008年07月14日 (月) | 編集 |
車椅子 バルセロナの観光バス 「バルセロナ バス ツーリスティック」
1日乗り放題で20ユーロ 日本語のイヤホンガイドつきです。
ルートが3つあり、停留所は全部で44か所、バルセロナの有名スポットを効率よく回ってくれます。

turistic1

普通はバスの前方から乗りますが、車椅子の場合は中央の大きなドアから。
中にもちゃんと車椅子専用のスペースがあります。

turistic2

散策してみたいな~、と思ったら途中下車。
「どうする? ここで降りちゃう?」 みたいな感じで気ままにネピース

バスの本数も多く、15分以上待たされることはありませんでした。

チケットは事前にネットでも購入出来ますが、そこまでする必要はないかも。
はじめて乗るときに係員に払えば良いだけですし、そもそも自由席ですから。
ちなみに どの停留所から開始しても構いません。

routes

www.busturistic.com

r 料金は時々変わるみたい。公式サイトでチェックしてくださいね。
バスを降りてみた
2008年07月17日 (木) | 編集 |
車椅子 乗り降り自在の観光バス「バルセロナ バス ツーリスティック」で途中下車してみました。

olympicport

ここはオリンピックポートという所。ビーチが3キロぐらい続き、雰囲気のよいレストランが
たくさん並んでいます。料理はセットメニューだと13~25ユーロといったところです。
どのお店も車椅子で入れるようになっています。
皆さんお昼からアルコールをバッチリ飲んで気持ちよさそ~にしています 絵文字名を入力してください

海水浴を楽しむ人たちもいて、ちょっと江ノ島 パラダイス みたい !?

port3 port5

車椅子での移動もスムーズなため、たくさんの車椅子ユーザーを発見しましたよ。

マリーナの中には豪華なクルーザーがたくさん停泊しています。
スペイン人って何故こんなに豊かな暮らしができるんだろう、って不思議に思っちゃう。

r カジノもありました
バルセロナの空港へ
2008年07月19日 (土) | 編集 |
車椅子 ナポリへ移動する日。
バルセロナの中心カタルーニャ広場から空港までを結ぶエアポートバスがありました。
3.6ユーロ、青い色が目印です。

airportbus

車椅子のまま乗れるよう、スロープが電動で出てきます。15分おきに出ていて予約不要。
事前にいろいろ手配しなくってもなんとかなる、というのがバルセロナのいいところです。

今回の飛行機は、ナポリ行きのクリックエア(エアバスA320)。新しくてキレイな飛行機です。
パリ - バレンシアのときのクリックエアと同様に車椅子の乗客は何故か「最後乗り」でした。
→ 以前の記事はコチラ クリック

みんなの注目をあびながら アイルチェア (機内用車椅子)で機内へズンズン。
座席の肘掛けが上がるので自分ひとりでトランス(移乗)しようとしたら、
付き添っていてくれた体の大きな空港係員の男性が2人して「ノー、ノー !!」って。
で、かなり重い私をヒョイと持ち上げて座席に移してくれちゃいました。 jumee☆thanks4

日本の空港でもマッチョ系の係員さんを揃えてくれると心強いんだけどなぁ。
体育会系大学生をボランティアで起用、いいアイデアだと思いません?


バルセロナ - ナポリの飛行はわずか2時間。
短時間なので体がラクです。

↓ ナポリに着いたっ。

airplane

これは、飛行機のドアに直結できる特殊な車輌です。
車高を自在に変えられ、走行するときは普通の車の高さになるんです。

クリックエアは格安エアライン。いつも空港のはじっこに停止します。
飛行機を降りても空港建物の中につながっていません。
一般の人はタラップを使って一度地上に降りて、徒歩かバスで建物に移動することに
なります。車椅子ユーザーの場合は この特殊な車輌が迎えに来てくれて地上に降り、
そのまま建物まで連れて行ってくれるというわけ。

私を出迎えてくれた男性係員が、いきなり「コンニーチワ !」と日本語でご挨拶。
びっくり えぇ

r 奥様が日本人なんですって。
レンタカー登場
2008年07月21日 (月) | 編集 |
車椅子 ダンナ様の運転で ここナポリから南へ1200km爆走の旅、借りた車はルノー・メガーヌ。

P1000493

イタリアのレンタカーはほとんどがマニュアル車です。
ネットで予約する際にカーナビをオーダーしておいたのですが、借りる場所(ナポリ)と
返す場所(パレルモ)が異なる場合は貸せないなぁ、と現地で突然言われました。

そう来たか。

レンタル料の安さに目がくらんで、日本に営業所のないイタリアのレンタカー会社を
選んでしまった私が間違いだったよ。

そういう大切なことは、予約のときに言って欲しいよね。
知ってたら 事前にネットで道順のチェックができたのに・・・

(ミシュランのHPだと、出発点と到着点を入力するだけで、曲がり角の場所や所要時間、
燃費等とっても詳しい情報が得られます。http://www.viamichelin.com)

r ドライブインで地図買いました。
ソレントは車椅子泣かせ
2008年07月24日 (木) | 編集 |
車椅子 まずはナポリの空港からレンタカーで50kmのソレントへ向かいました。
ナポリ民謡 「帰れソレントへ」 で有名な、あのソレント。別荘地としても知られています。

P1010237

これ、宝くじみたいだけど、ソレントの駐車券。
1ユーロで1時間停められます。近くの店で購入し、現在の年月日と時間を自分で削って
フロントガラスに置くというシステムです。

ソレントの街は階段は少ないものの段差は多い!
ここ↓コルソ・イタリアというメイン通り、ドゥオーモの近くです。

P1000495

歩道には、いちいち15センチほどの段差があり、何度も登ったり~降りたり~。
で、私はすっかりイライラモードになっちゃいました。

中心地タッソ広場あたりを軽く車椅子でお散歩してから、お土産屋さんがたくさん立ち並ぶ
サン・チェザーレオ通りへと突入。こちら

P1000503

車が入れないようになっていて、雰囲気のよい通りです。
ただし石畳のガタガタが激しいので車椅子の身では気が抜けません。後方に重心をかけて
ゆっくり走行しないと、くぼみに車椅子の前輪をとられてしまいますよ。

通りにはカンパーニャ産のレモンを使ったリキュール「リモンチェッロ」や、かわいい絵柄の
ついた陶器の皿やキッチン用品を売るお店が多く、お土産に良さそうなものが見つかります。
たいていの店は扉がなく入りやすい感じなのですが、間口に20センチ程度の段差がひとつアリ
というパターンが多かったので、車椅子でショッピングをするにはちょっぴり人の助けが必要
ですね。

r リモンチェッロの試飲がたくさんあって、ほろ酔い気分~
緑の中のレストラン
2008年07月27日 (日) | 編集 |
車椅子 ソレントのコルソ・イタリア沿いにある オッパルッキアーノ は植物に囲まれた
気持ちのよいリストランテ、創業140年の老舗です。

正面入り口から入ると「店の裏手から入れば上のメインフロアに車椅子で行けますよ」
とのこと。

たしかに正面入り口から奥を見ると、長い階段の上に植物が生い茂る雰囲気の良さそうな
フロアが見えていました。そんなわけで一旦店から出て、裏口へと続く坂を登りレストランに
入り直しました。

P1000511

19時半に着いたときにはご覧のとおりガラガラでしたが、21時にはとてもにぎやかに。

日本でリストランテというと高級店のイメージがありますが、ここは観光地ということもあり、
お客さんはカジュアルです。皆さんTシャツなどのラフなスタイルですし、バギー持参の
ファミリーもいます。ワインは1本8ユーロから、ドルチェは4ユーロからでお値段もお手頃。
白ワインに洋梨を入れたソレントの夏の飲み物、ビーノ・コン・ペスケをオーダーしている人が
多かったようです。

Ristorante 'o Parrucchiano
http://www.parrucchiano.com


r 駐車場からお席まではバリアフリーよ
ジョアンナ パーク ホテル
2008年07月30日 (水) | 編集 |
車椅子 ソレントでの宿泊は ジョアンナ パーク ホテル

johanna1

町から3km離れた高台にあるホテルを選びました。エントランスの段差は8センチ程度ですが
フロントから見えているので一人のときはヘルプしてくれます。建物内には段差はありません。

チェックインの際に「地上階と2階のどっちがいい?」と選ばせてくれました。地上階の部屋は
フロントから最寄だけれど建物の裏側を向いていたのでちょっと暗い感じ。なのでテラスが
ついて明るい2階の104号室をチョイス。
もちろんエレベーターがついているので2階でも何ら問題ありません。

部屋の床はタイルだから車椅子での走行はス~イスイ、テラスへ出るのも段差ゼロです。
テラスからは大きなレモンの実をつけた木やオリーブの大木が見え、ここはイタリアなんだなぁ、
と実感しました。

johanna2

johanna3

バスルームに入るドアは有効幅59cmあります。バスタブの高さは51cmで車椅子車椅子 からの
アクセスがしやすく、シャワーヘッドの取り外しも可能。洗面台は高さ80cm、シンクが深くて
使いやすいデザインです。鏡は胸から上が見える高さにあります。便器は高さ41cm、手すりは
ないものの、左右に手を添えられる場所があるのでズッコケを防止できます。壁に備え付けの
ドライヤーにも手が届きました。

特に車椅子専用のムードが漂っているわけではないのに ここまで使いやすいなんて。
細部にまで気配りがきいていながら、わざとらしくないところが◎。

・・・これこそがユニバーサルデザインなのかも。

「フツーの部屋をフツーに使える」っていう当たり前のコトが嬉しいんです、ワタクシ。
車椅子だからって特別扱いして欲しいわけじゃないんだよね。


Johanna Park Hotel ★★★★
Via Nastro Verde, 25 80067 SORRENTO (NA) Italia Tel. 081-8072472
http://www.johannapark.it/


r 部屋数33室、このぐらいの規模のホテルだと動きやすくて落ち着きマス
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